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2007/03/02 (Fri)
ニャオ!久しぶりだニャ!!(悪びれない顔)
久しぶりに更新だ。

今“更新だ”って書いたら、
“こう死んだ”って変換されてビビッたニャ。
まあ、それはそれとして、
今回はちと長い話だニャ。暇な時に読めニャー。




ある所に『クールな皮肉屋』と言う人格設定のキャラクターAが居たとするニャ。
何せそう言う性格のキャラクターなもんで、そいつは事ある毎に仲間に暴言を叩き付ける。反論、非難、嫌味、悪口、知り合いがちっとでも隙のある言動を取ればすかさず突付くのニャ。
そしてある日、そいつの知人キャラが結社で明らかな間違いを犯してしまったんだ。
既に知人キャラは失敗を悔いてすげえションボリしてるニャ。だから結社の他の仲間も知人キャラを責めたりはせず、慰めたりスルーしたりしてた。
所が、其処でAがその知人キャラに苛烈な暴言を浴びせ掛けたのニャー。

ついにプッツン来た結社長はAに手紙で文句を言ったニャ。
そしたらAはこう返事をしたニャ。




ある所に『温厚だけどゴーストへの憎悪は凄い』っつー人格設定のキャラクターBが居たとするニャ。
何せそう言う性格のキャラクターなもんで、ゴーストの話題に関しては何時も大興奮。結社での世間話ででも、話題が出れば凄い勢いで怒り出すもんで、話題がちょん切れる事も多々ニャ。
そしてある日、そいつはしんみり来る心情系のリビングデッド退治の依頼を受けた。
他の参加者は、ゴーストの話を聞いたり、せめての慰めや救いを与える作戦を相談したニャ。そこでBが猛った。リビングデッドなんて即殺じゃー!と一日10発言位の頻度で喚き倒した。
諌めようとする他の参加者を罵って、作戦に片っ端から異を唱え続け、相談を難航させたニャ。

弱り果てた参加者の一人はBに手紙で文句を言ったニャ。
そしたらBはこう返事をしたニャ。




ある所に『頭脳明晰で大物』っつー人格設定のキャラクターCが居たとするニャ。
何せそう言う設定のキャラクターなもんで、深く考える必要のある話題には積極的に参加。結社での相談スレでは欠かさず長い長い自説を何度も書き込み。自説が採用されるまで食い下がるニャ。
そしてある日、そいつの自説が『天然バカ』系のキャラクターに完全に論破された。
誰の目にも明らかに『天然バカ』の論は秀逸だったんだが、しかしCはそれでも反論したニャ。どんな秀逸な論だって、屁理屈捏ねりゃ幾らでも反論は可能だもんで、その議論はひたすら続いた。
でも基本の立ち居地が相手が明らかに正しいもんだから、Cの論はどんどん行き当たりばったりになる、さっき言ったことと全く正反対の事を次に言ったりニャ。しかも直ぐ自分の発言で話を切ろうとする。
兎も角『自分のキャラの方が賢い』と言う雰囲気で話を終了させる事を目的に、発言を続けたのニャ。

呆れ果てた友人の一人はCに手紙で文句を言ったニャ。
そしたらCはこう返事をしたニャ。





「こう言う設定のキャラクターですから」






ま、こんな極端な奴は流石に早々居ないニャ。
だが、度合いの低めの奴ならしょっちゅう見かけるし、
俺や‘御前’だって、ちょっと油断したらついやっちゃう事ニャ。

つまり、今回の話はどんな与太話かっつーと、
「キャラクター設定を固持して他の参加者の迷惑になる」
事に関して、







ではない。






今回、それに関しては横に置く。
最早論外だからっつー訳じゃない。
ま、ちょっと思わなくもにぇーけど(笑)

単にその前に先に話したい事があるからニャ。
聞きたい事があるからニャ。
確認した事があるからニャ。

あのさ、上の例ってさ、
「キャラクターの暴走」、「設定に拘った結果」


……なのかニャ?



本当にそうなのかニャ?





もう一度Aの話を読んでほしいニャ。

こいつ、『クールな皮肉屋』か?
皮肉と暴言と悪口は全く別物ってのは勿論の事、
事ある毎、隙を見せればすかさず突付いてくる奴って『クール』かニャ?

つーか例えば、
ドラえもんのスネ夫って『クールな皮肉屋』かニャ?


『クールな皮肉屋』って、どっちかっつーと、
ここぞって時にさり気なく、秀逸な皮肉をトスっと刺すもんじゃにゃいのかニャ?
少なくとも乱発したりはしないんじゃにゃいか?
Aって、
クールでも皮肉屋でもない、ただの嫌な奴じゃにゃいか?

礼儀以前に、キャラロールとしても失敗してにゃいかコレ?




もう一度Bの話を読んでほしいニャ。

こいつ『温厚だけどゴーストへの憎悪は凄い』か?
場も弁えずに憎悪を炸裂させて、諌めようとしても逆切れする様な奴が、本当に普段から温厚さを保持できると思うかニャ?

つーかそもそも、
なら何でわざわざ心情系のリビングデッド依頼に来た?


普段は温厚にゃんだろ?その温厚さで気を使って、深く考えなくていい妖獣依頼や地縛霊依頼を何でチョイスしにゃかったのニャ?
にゃのにわざわざ来て、その場に居もしないゴーストに切れて仲間の能力者に迷惑をかける。
俺には、Bはゴースト以外に対しても傲慢で過激な奴に見えるがニャー。

礼儀以前に、キャラロールとしても失敗してにゃいかコレ?




もう一度Cの話を読んでほしいニャ。

こいつの何処が『頭脳明晰で大物』だニャ?
弘法も筆のあやまりっつーかさ、間違ったら素直に認めて是正するからこその頭脳じゃにゃいの?
いやまあ、それは人格的な問題で、頭脳の明晰さとは関係ないとしても、少なくもそりゃ大物のする事じゃにぇーよ。

何つーか、多くを語る必要すら感じねえニャ。
ねーねー、
Cって、自分が他人にどう見えるかキリキリ気にしてるバリバリの小者以外の何だニャ?

礼儀以前に、キャラロールとしても失敗してにゃいかコレ?





何でこうなる?

何でこうにゃるのかニャ?


「キャラクターが暴走」してキャラクターのロールがおかしくなるのは何故ニャ?
「設定に拘った結果」キャラクターの人格が矛盾起こすのは何でかニャ?





……お前らさ、キャラクターの設定作るとき、どんな要素を篭めるニャ?

自分の好みかニャ?
自分の萌えかニャ?
自分の趣味かニャ?


それとも、



自分の憧れ、か?




憧れってのは、業の深いモノニャ。

理想の自分、なって見たい自分、
現実でなれないからこそ憧れるのニャ。
現実でなれてないんだからこそ、困難だニャ。

嬉しいシュチエーション、言ってみたい台詞、早々都合よく遭遇は出来ないニャ。
それでもどうしてもって言うなら自分で作るか?探し回って掘り出すか?


……無理やりねじ込むか?



Aのプレイヤーよ。Aと同方向の事しちまってる奴らよ。
質問だニャ。
カッコよく皮肉が言いたいんじゃにゃいか?お前が。
クールにビシっと決めたいんじゃにゃいか?お前が。
だから強引にでも皮肉っぽい事を言うチャンスを逃したくなくて、秀逸な言葉を思い付かないけど、兎も角捻り出してでも皮肉を言おうとして暴言になっちゃってにゃいか?
スルーすりゃ良いのに、自分のキャラ個性を出すチャンスを逃したくなくて、普通に考えて言う様な事じゃない事を、自分のやりたいロールを優先して言ってにゃいか?

その結果。
「Aと言うキャラクター」をかえって蔑ろにしてにゃいか?





Bのプレイヤーよ。Bと同方向の事しちまってる奴らよ。
質問だニャ。
かっこよく復讐の呪詛を吐きたいんじゃにゃいか?お前が。
憎しみの深さを皆に見てほしいんじゃにゃいのか?お前が。
ゴーストへの憎悪をRPする機会って多くないもんニャ。
だから憎悪RPをするチャンスを逃したくないかニャ?その為には、穏便な世間話にも過剰に反応する。スルーするなんて勿体無い?
わざわざ事故に繋がり易い場面をチョイスして顔出して、挙句意図的に事故を起こしてにゃいか?

その結果。
「Bと言うキャラクター」をかえって蔑ろにしてにゃいか?





Cのプレイヤーよ。Cと同方向の事しちまってる奴らよ。
質問だニャ。
賢いキャラは大変だニャ?大物なキャラは大変だニャ?
だから知り合い全てに対し上のイニチアシブを取ろうとする?
そうすれば相対的に“大物”の立場に立てるから。
だから、知的っぽい会話で常に“勝利者”たらんとする。
そうすれば相対的に“頭脳明晰”っぽい認識を持って貰える。
なーんて、間違った思い込みを無意識に持っちゃってたりしにゃいかニャ?

その結果。
「Cと言うキャラクター」をかえって蔑ろにしてにゃいか?











オレさ、銀雨にゃ凄い上手い人が居ると思うニャ。


『クールな皮肉屋』が上手い人、知ってるニャ。
ユニークで「うわ、やられたっ!?」って思える皮肉をズバっと言うニャ。
クールな態度は丸でナイフ。かっこいいニャ。
挙句、凹んでる奴にクールな皮肉をぶつけてかえって見事に元気付けたりするニャ。




『温厚だけどゴーストへの憎悪は凄い』キャラが上手い人。知ってるニャ。
ちょっと見かけただけだけど、リビングデッド依頼の教室の隅で、ゴーストへの憎悪を匂わしてたニャ。
「ああ、この人はゴーストが憎くて仕方ないんだ」と思わせるRPだった。
けど、相談の邪魔は決してせず、婉曲な形を取ってだけど意見まで出してたニャ。




『頭脳明晰で大物』が上手い人。は、見た事無いニャ…。
けど、どっちか一方に該当する人なら沢山心当たりがある。
正しいと思う意見は素直に褒め称えたり、
間違ったら直ぐ認めたり、
泰然自若と正しい態度を取ってて、ムキになったりしなくて、
そうしてるウチに、本人にそんなつもりないのに、
気がつけば周りの人間が勝手に、
「あの人は賢い」とか「大物だ」とか言う様になってるニャ。





違いはにゃんだろニャ?

違いはなんだろうな?







憧れってのは、業の深いモノニャ。

ぶっちゃけ、出来たら扱わないほうが無難だと思う。
それでも扱うってんなら、細心の注意と、常にミスを疑い、自分を省みる態度が必須。
そう思うニャ。

だって憧れに目が眩んで、キャラクターを踏み躙っちゃったら何にもならないし、結果的にかえって憧れは遥か遠くにいっちゃうニャ。






ねえ、

長々話したけど、聞きたいのはこの一つだニャ。
確認したいのはコレだけだニャ。

ねえ、


暴走してるのは誰?
キャラクターじゃないだろ?
暴走してるのはキャラクターじゃないだろ?

ねえ、







暴走してるのは“誰”
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